帰省中のこと。
新2年生の、次女の成長を垣間見る。
お風呂上がり…
バスタオルを体に巻き、
じいちゃんいない?
と言いながら、恥ずかしそうに、リビングにやって来た。
いないよーと答えると、バスタオルを取り、保湿クリームを塗り、着替え始めた。
え?もしかして恥ずかしいの?
家では、主人に体を拭いてもらったりしているし、実家でも、ばあちゃんのことは気にならない。
でも、じいちゃんは、恥ずかしい。
最後に帰省した4年前は、そんなことはお構いなし。じいちゃんの方が、気を遣って、別の部屋に移動していた。
へー、そんな感情が芽生えてきたんだーと、少し、心がソワソワしながらも、何だか嬉しかった。
主人に対しても、もう少ししたら、そんな感情が芽生えてしまうのだろうか?
その時、主人は、どんな反応をするのだろう?
申し訳ないが、その反応を、想像しただけで、面白い。
が、その横で、新5年生の長女は、そんなことは、全く気にしていないようす笑笑
年齢というより、個人差があるのかな?
そして、自宅に戻った翌日…
珍しく、父親からの着信。
どうやら、帰省中、じいちゃんの前で、次女が、右手の親指を気にして、左手で、字を書いていたとのこと。
というのも、4歳ぐらいまで、かなり指吸いをしていた次女の右手親指の爪は、その時の影響で、少し色が変わっている。
どうやら、そのことを、気にしているらしい。
初耳⁈
主人と私は、親指のことは知っていたが、次女が、その事に気付き、気にしていることは、全く知らなかった。
親の前では見せない、彼女の気持ち…
さらに驚いたことは、そのことを、長女には話していたらしい‼︎
父親からの電話で、私たち親が知らない事実を、一気に知ることとなり、再び、心がソワソワ。
電話を切ったあと、2人から話を聞き、次女の気持ちに、気づいてあげられていなかったことを謝った。
病院に、治るかどうか聞きにいこうね‼︎と次女には伝えた。
少し安心した様に見えた。
子供達が寝てからも、何だか、まだ心がソワソワしていた。
まだまだ幼いと思っていた次女が、私たちの知らないところで、色々な感情を抱き始めていることへの、驚きと戸惑い…
そして、長女と次女だけのやり取り…
1番は、私たちの知らないところで、彼女が傷ついていたかもしれないと思うと、胸が締め付けられた。
私の知っている彼女が、彼女の全てだと思っていた。
でも、彼女は、色々な感情の芽生えと共に、私たちの想像以上に成長している。
嬉しいような、寂しいような…
明後日から新学期が始まる。
今までとは、少し違った気持ちで、彼女の成長を見守らなければならないと思った。
今回の帰省では、母娘共に、色々な刺激を受け、色々な思いを抱いた。
日常から離れたからこその、気付き…
4年ぶりに帰省できて、本当に良かった♡