昨日、昼食後、我が家では、長女、次女、私による、表題の件についての、プレゼン大会が行われた。
事前の決め事
- 冬休み前に図書館で借りた、約40冊の本の中から選定すること。
- 資料は、A 5用紙1枚
- 題名、選定理由を記入
- 色、イラストなどは、自由に書いてよし
- 期限は、冬休みが終わる1月9日(月)までとする
冬休み中、彼女達は、約3年続けている、読書ダイアリーを、ほぼ毎日書いた。
そして、彼女達のダイアリーに、私が、イラストやコメントを記入する。
私は私で、全ての絵本を読み、感想を書き留めた。
近年、テレビドラマを見て、そのドラマの考察
をするのが、ブームになっているが、
我が家では、ドラマではなく、それが、絵本‼︎
『○○の絵本読んだ?』
と言う問いかけから始まり、各々が、感想や、気に入った箇所などを言い合い、盛り上がっている。
まだ、読んでいない人がいれば、強く勧めたりしている笑‼︎
テーマが、絵本ということもあり、年齢差を超えて、共感できることが多い。
しかし、中には、私が、あまり魅力を感じにくかったものでも、子どもならではの想像力と感性で、その魅力を伝えてくれる。
どうしても、現実的な、ストーリー性やメッセージ性を求めてしまう私からすると、感性で絵本の世界を受け止めている彼女達が、羨ましくなる。
そして、プレゼン。
見本も兼ねて、私からスタート。
もちろん、緊張などするわずもなく、選んだ絵本と、その理由を話す。
そして、次は、次女の番。
昼食前から、緊張するー‼︎と言っていた通り、話す声が、震えている。
しかし、そんな緊張感溢れる中でも、そこに、書かれている文字や理由は、とても、しっかりしたものだった。
そして、何より、こちらに、助けを求めることなく、最後まで、しっかり伝えようとしてくれている気持ちが伝わってきた。
絵本が大好きな彼女。
このプレゼン大会を、とても楽しんでくれていた。
最後は、長女。
この冬休みの、彼女のダイアリーを見ていて、文章の書き方が、大分大人っぽくなったなぁと感じていた。
今回も、あらすじの、表面的な部分はもちろん、繊細な、登場人物の感情も捉え、尚且つ、自分に置き換えて、感想が書かれていた。
夏休みの読書感想文を書くのに、とても、苦労していた彼女とは思えない。
この数ヶ月の間に、こんなに成長したんだなぁと感じた。
このプレゼン大会を考えたのは、
普段から、絵本を読むことが、大好きな彼女達に、さらに、絵本を楽しんで欲しい‼︎という私の想いと、冬休みの思い出として、私と子どもたちが一緒に、絵本を楽しめる方法がないのかなぁと思ったから。
結果、子供たちは、とても喜んで、絵本と触れ合ってくれて…
私自身も…
幼き日に、大切にしていた物ののことを思い出したり…
どんな自分でも、好きだと言ってくれる人が、側にいる幸せを、再認識したり…
勇気を持って、一歩踏み出すことの大切さを、改めて感じることができた。
この冬休みは、ほとんど外出が出来なかったが、絵本を通して、娘たちの成長を感じ、一緒に楽しむ時間を持てたことは、私達家族にとって、1番の思い出になった。
次の週末は、新年最初の図書館の日。
子供たちにもリクエストを聞き、既に40冊予約済み。
次は、どんな絵本に出会えるのか、子供たちと、今からとても楽しみにしている。
私が選んだ絵本
- ぼくのしましまテッド NHK出版
テリーサ・ヒーピー ぶん
ケイティ・クレミンソン え
金原 瑞人 やく
- とうめいのサイ 文研出版
くすはら 順子
- バジとあかいボール フレーベル館
松丘 コウ 作・絵
次女が選んだ絵本
- せかいでさいしょのポテトチップス
BL出版
アン・ルノー 文
フェリシタ・サラ 絵
千葉 茂樹 訳
- 水族館 福音館書店
ほりかわ あやこ さく
ガース・ウイリアムズ 文・絵
まつおか きょうこ 訳
長女が選んだ絵本
- バジとあかいボール フレーベル館
松丘 コウ 作・絵
- ぼくのしましまテッド NHK出版
テリーサ・ヒーピー ぶん
ケイティ・クレミンソン え
金原 瑞人 やく
- あつかったらぬげばいい
株式会社 白泉社
ヨシタケ シンスケ