数字だけではなく、
数字の向こうにある暮らしを綴る連載です。
目次
ボーナスが入る。
名前のついた口座へ振り分ける。
夫婦
子ども
補てん
レジャー
長期固定
そうすると、
自然と使いにくくなる。
ないものとして生活する。
でも、困った時は
助けてもらう。
ボーナスとの付き合い方。
ーー使わないのではなく、
使いにくくする。
金額を見て、
小さくガッツポーズ。
主人に、
「ありがとう、お疲れさま。」
と共に渡すお小遣い。
次のボーナスまでに、
いくら残るか?
それが私の仕事。
この勝負に勝てた時が、
とても嬉しい。
約束は、
ただ一つ。
目的以外で使わないこと。
2年に1度
車検、
アパートの更新
が重なる春だった。
長期固定費から、
唯一出金する時。
しっかり貯めてきた。
だから、しっかり出せる。
今年の秋は、
結婚15周年。
レジャーから少し出す予定。
でも、
子どもと夫婦の口座だけは、
15年手を付けていない。
ーー約束は守る。
今週のお題「梅」
3年振りの梅仕事。
やりたかった。
できなかった。
やっとできた。

梅仕事をできる自分は、
余裕がある証。
仕事、転勤、勉強
ひと仕事を終え、
戻ってこれた。
そして、新たな試み
梅を冷凍保存。
以前は、部屋中が、
梅の香りで充満していた。
日に日に香りが濃くなり、
黄色味を帯びていく。
ゆったりとした時間。
そんな日々を懐かしみながら、
慎重に保存袋へ並べる
次女を見つめる。
梅の香りを感じたのも束の間、
冷凍庫へ。
自分のタイミングで、
氷砂糖と瓶詰め。

梅のタイミングに合わせていた
3年前。
自分のタイミングでできる
現在。
AIに保存方法を確認。
時の流れを感じる。
3年振りの出来上がりを、
家族が待ちわびている。
15年分を
言葉にするのは、
想像以上に、難しかった。
「言葉」にするのは好き。
書くことも、
話すことも。
だけど、
誰かを介して、
自分の想いを届けるのは、
少し違った。
15年分の家計簿
その仕組みを
誰かに届ける。
本来、
外に出るはずのない
暮らしの積み重ね。
ーー取材
緊張した。
だけど、とても丁寧に
話を聞いてくださり、
しっかり話せたと思った。
初校を確認したとき
胸が高鳴った。
いつも見ていた誌面に、
自分の暮らしが載っている。
でも、自分のことなのに、
自分じゃない。
普段着から、
よそ行きに着替えている。
丁寧に整えて頂いたからこそ、
そう感じた。
とても分かりやすい記事
とても綺麗にまとまっていた。
この時初めて、
自分の想いを、
誰かを介して伝える難しさ
を知った。
素敵な記事なのに、
ちゃんと伝わってるのか、
不安だった。
ーー数字だ
家計簿は、数字の羅列
だけどそれは、
暮らしから生まれたもの。
限られた誌面には、
それが載らない。
当たり前だ。
そう気づいたとき、
もっと、
暮らしを伝えようと思った。
物価高、
毎月変わる収支、
それに伴う調整。
編集部の方は、
快く受け取って下さった。
再校を見たとき、
普段の暮らしに近づいたと感じた。
少しの修正で、
見え方が全然違った。
ーー「言葉」には、想いが宿る。
改めて感じた。
私にとっての家計簿は、
暮らしを整えるためのもの。
暮らしの喜びや不安が、
全て詰まってる。
だから、
数字の向こうにある、
「家計簿のある暮らし」を
綴っていきたい。
ーー見つかった。
私が書きたいこと。
本に書かれている、
誰かの
暮らしや価値観を眺めるのが、
昔から好きだった。
時には、単調にも思える、
自分の暮らしに
艶を与えてくれる。
自分とは違う
暮らしや価値観に触れると、
少し世界が広がる気がする。
だから、
図書館に行って、
本を選ぶ時間が好き。
日経Womanは、
まさにそんな存在だった。
昨年、勉強が辛いとき
憧れから、
「合格したら、私もここに載る!」
と、家族の前で宣言した。
本気だった。
ただ、
無謀な願いだとも分かっていた。
だけど、
試験に合格し、
私は実行に移した。
たまたま見た
家計簿特集の
モニター募集。
15年続けている家計簿は、
私の暮らしの一部。
詳細を公表することに、
抵抗がなかったわけではない。
でも、もしかしたら
憧れていた世界に、
自分も
少し足を踏み入れることが
できるかも知れない
という期待が優った。
心配より、
好奇心が勝ってしまう。
私の性格。
ーー仕事終わり
取材依頼の連絡が届いた時、
信じられなかった。
子供たちに伝えると、
歓声を上げて
喜んでくれた。
取材ノート
zoomでの取材
初校の確認
初めて触れる世界
戸惑いもあったが、
わくわくした。
一方で、
言葉で伝える難しさも
改めて感じた。
まだ、誌面を
じっくり読むことができない。
事前に確認しているが、
やはり、誌面でみると、
照れてしまう。
昔から見ていた雑誌に、
自分の暮らしが載っている。
不思議な感覚を、
まだ完全に受け止めきれていない。
やはり、私にとって、
本に書かれている暮らしは、
ずっと憧れの対象。
ぜひ、雑誌を手に取って、
「こんな暮らししてるんだぁ」
と気軽に眺めて頂けたら、
嬉しいです。
2026年7月号『日経Woman』家計簿特集に、
掲載して頂きました。
夢のようです。
信じられません。
15年続けてきた、家計簿のある暮らし。
その積み重ねが、ひとつの形になったことに、
感激しています。
……しばらく余韻に浸ります。
また綴ります。
今週のお題「私のまわりのすごい人」
次女がソファで横になっている。
宿題したのかな?
しんどいのかな?
覗いてみる。
小説を読んでいる。
我が家のいつもの風景。
学校から元気よく帰宅。
子供部屋に入り、宿題をする。
しばらくして、静かだな、と思い
様子を見ると…
小説を読んでいる。
彼女の今のお気に入りは
『東野圭吾』
彼女は小学五年生。
小学五年生で、東野圭吾さんの小説が読めるなんて、
ーーすごい
小さいころから、本が大好きだった。
彼女が1歳の頃から、
二週間に一度、図書館に行くのが、
我が家の日常。
今でも続けている。
以前住んでいた家の寝室
寝る前に本を読んで欲しいと思い、
小さな本棚を購入。
彼女が4歳ぐらいの時。
毎朝、彼女を起こしに行くと、枕元には小説が。
そんな彼女の今年の目標が、
『本を100冊読むこと』
卓上カレンダーに、記録している。
現在55冊。
すやすや眠る、寝顔は、
1歳の頃のままのように感じるのに…
頑張ってるんだな、
と思いながら、部屋のカーテンを開ける。
そして、今も、子供部屋が静か、
覗きに行くと…
タブレットを触ってる
そんな時もある!!