今年度から、子供たちの学校の図書ボランティアを始めた。
読み聞かせが出来たら…と思い、参加を決める。
以前住んでいたところで、幼稚園の読み聞かせボランティアを3年間していた。
特に、読み方が上手い‼︎とか、自信がある‼︎とかでは一切ないが…
・外に出て、何か活動がしたい
・我が子に、さらに、本に興味を持ってほしい
・次女の将来の夢は、図書館で働くこと
(以前の記事『小さな彼女の大きな夢』で紹介)
・以前の経験が、とても充実していた
と、いう想いからである。
ボランティアの仕事は、読み聞かせ以外にも沢山あり、その中に、“本の整理“がある。
1週間に1度、図書室の本を整理、修理する。
これまでに2度参加した。
思っている以上に、とても大変な仕事だ。
その原因は、本が、元の場所に戻されていないこと。(利用が、子供たちだから、当たり前のこと😁)
ラベルを見ながら、1つ1つ確認して行く。
ぱっと見は、綺麗に並んでいても、よく見れば、なんでこの本がここに?というのが多数ある。
さらに、司書の方のお話だと、新しい本が入ってきたりすると、また配置を変えなくてはならず、あれだけびっしり並んでいると、少し変えるだけで、他のものも動かさなくてはならない。
高いところから低いところまで…本をいくつか移動させるだけで、とても体を動かす重労働だ。
また、利用する子供達が、見つけやすいように、取り出しやすいように、さらには、季節感、学年別のおすすめ…等、そこには、様々な工夫が施されている。
小学校の図書館ですら、根気のいる、重労働だ。これが、公共の図書館だと、どうなるんだ⁈と考えずにはいられなかった。
我が家は、よく図書館を利用する。
果たして、手に取った本を、しっかり元の場所に返せているか?
正直、完璧な自信はない…
なんとなくで戻してしまっていることもある。
今回、貴重な経験をさせてもらったおかげで、今まで、意識することなくしていた、自分の行動を、改めて見直すことができた。
自分が経験して感じたこと…
それは、どちらかといえば、地味で、根気のいる大変な作業だが、そこにある想いは…
“利用する子供たちに、本を楽しんでもらいたい‼︎“
その想いに尽きる。
あの、綺麗にビシッと並べられた本には、そこで、働いている方の様々な想いが詰まっているのだと、実感した。