今週のお題「何して遊んだ?」
ふと思えば、大人になるにつれて、『遊ぶ』という言葉を使わなくなった。
結婚し、子供を産んでからの遊びと言えば、“子供と…“という単語が必ずつく。
昔は、鬼ごっこ、ドッヂボール、縄跳び、一輪車…とにかく外遊びが大好きだった私。
独身時代なら、友達との買い物、カラオケ、ランチ…といったところだろうか。
今の私の“遊び“とは……?
頭を悩ませていると…
“今週のお題“に、大きなヒントが‼︎
『物事を楽しむ=遊ぶ』という言葉を発見。
素敵な解釈だ。
遊ぶという言葉の捉え方が、私の中で,急に広がった。
今、私が楽しんでいることなら、沢山ある。
中でも、今、どハマりしているのが、裁縫だ。
コロナ禍で、半ば強制的にしたマスク作りをきっかけに、その魅力を知った。
元々は、全く興味のない分野。
幼い頃から、体を動かすことが大好きだった私には、じっと座って何かをするというだけで、苦手意識があった。
おまけに、今は、安く何でも手に入る時代。
わざわざ時間をかけて、作らなくても…という現実的すぎる考えも持っていた。
その為、必要最低限の、ボタン付けやゴム通しすら、億劫に感じるほど。
しかし、マスク作りを経て、裁縫の魅力に取り憑かれた。
その魅力とは…
1、とにかく集中し、没頭できる
2、自分のイメージを形にできる喜びと達成感
3、自ら生み出した物への愛着
さらに、私の1番のこだわりは、
ミシンを使わず、全て手縫い。
そもそも、ミシンを持っていない。
だから、とにかく、時間がかかる。
しかし、そのかけた時間が長ければ長いほど、作品への愛着は増す。
そうして出来上がった物が、私の日常生活に、さりげなく、加わってくれる。
目に入るたびに、にやにやしてしまう私。
今年の冬は、ミニバック、ポーチ類、ランチョマット等、さまざまな物を作った。
春になり、新学期のバタバタもあって、一時中断。
そして、先週再開。
自身のデニムをリメイクし、カバンを作ることに。
やっぱり楽しくて仕方ない。
裁縫がしたいが為に、日常の家事等をこなしている。
“遊ぶ“とは、そういうものだ。
昔から、楽しく遊びたいから、勉強や仕事を頑張っていた。
頑張れば頑張るほど、より楽しく遊べる。
そして、また日常を頑張れる。
その繰り返しだ。
昨日、カバンが完成した。
作業日数5日。
完成は嬉しいのだが、終わってしまう寂しさもある。
……遊び足りない。
ふと横を見れば、デニムも裏地も、まだ生地が残っている。
よし、お揃いのポーチを作ろう‼︎
今日は、やらなければならないことがたくさん。思いっきり遊ぶ為に,まず、それらを片付けてしまおう‼︎