hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

自由研究は、母との二人三脚

今週のお題「自由研究」

 

私が小学生の頃やった自由研究のテーマは、

 

夏休み中、日本全国に地震が何回起こるのか?

図書館で借りてきた本で、どうして地震が起こるのか?震度とマグニチュードの違いは?等を調べ、夏休み中、テレビに映しだされる、可能な限りの緊急地震速報を記録し、模造紙に書いた日本地図に書き込んでいった。

 

洋服のシミは、何で一番落とせるのか?どのシミが一番落としやすいのか?

着なくなったTシャツを小さく切り、醤油、チャップ、口紅などで、いくつかのシミを作り、それを、洗濯洗剤、食器洗い洗剤、固形洗剤等、様々なもので手洗いや、つけ置き洗いをしていく。そして、その生地を模造紙にはり、どのシミが一番落としやすいのか、どの洗剤が、一番落としやすいのかを調べる。

 

川の水の透明度調査

祖父母の家の近くの河川に行き、上流、中流下流のそれぞれの水を汲み、透明度の違いを比較し、調べた。

 

なぜ、これらの研究をしようと思ったのか?そして、これ以上の詳しい内容までは、あまり覚えていないのだが、自由研究に取り組んでいたその時の情景は、約30年近く経った今でも、鮮明に思い出せる。

地震速報を見ては、模造紙に書き込んでいた光景、沢山のシミのついた生地が張られた模造紙、祖父母の家近くの川沿いの景色。

 

これらは、すべて、母と一緒に取り組んでいた。これだけの内容と分量なので、母が手伝ってくれていた。だから、自由研究を思い出す時は、私は、決まって母を思い出す。

 

今、自分も母となり、娘たちの自由研究や夏休みの宿題を見ているが、とても大変だ。娘たちよりも、私の方が一生懸命やっているのではないかと思いたくなるぐらい。

だからこそ、今なら分かる。きっと、母も、私と双子の姉の自由研究を手伝って、とても大変だったのだろうと。

 

でも、小学生時代に、数ある宿題が出る中で、年に1度という希少性と、親子で一緒に取り組む点、そして、何よりその大変さとボリュームから、自由研究は、最も印象に残る課題なのだ。だからこそ、30年たった今も、その研究内容を覚えている。

 

小学生にとっては、ただただ大変な宿題に過ぎないが、大人になって考えてみれば、やっててよかったなと思える宿題だと思う。

 

娘たちの学校は、自由研究が必須の宿題ではない。しかし、私自身の経験から、自由研究を通して学べることが多いと考えているので、我が家では、必ず取り組むようにしている。

 

そして、今年も、その季節がやってきた。

今は、何の研究にするのかを、考えている最中。5年生の長女は、求められるレベルも年々高くなってきていて、こちらとしては、1日でも早く、進めて行きたいところだが、当の本人のエンジンがなかなかかからない。夏休みは始まったばかりだが、早くも、前途多難な予感しかしない。

 

我が子たちが、大人になった時、自由研究の事を思い出してくれるのかな?

その思い出の中にいる私が、どんな風に映っているのか心配はあるが…

娘たちにも、取り組んでいてよかったと思ってもらえるように、一緒に頑張りたいと思う♡

 

今年こそ、穏やかに、8月31日を迎えられますように…