私は、とにかく寒いのが大嫌い。
基本的には、外に出て、動き回るのが大好きなのだが…
冬は例外。
とにかく出たくない。
家の前のお店に、買い物に出ることすら、億劫になるほど。
最近、ぐんと寒くなってきた。
私の苦手な季節の到来を、日に日に感じずにはいられない。
しかし、そんな苦手な季節にも、唯一の楽しみがある。
それが手芸だ。
コロナ禍になってからはまった。
特に去年は、手縫いで、沢山の物を作った。
ポーチ類、鞄類、ランチョマット、財布、ペンケース、御守り袋等…
そして、それらの材料を選んでいる時、ふと刺繍もしてみたいなぁ…と思い立った。
しかし、その時は、もう暖かくなりつつある季節で、その思いは、次の冬までの持ち越しとなった。
そして、その“次の冬“がやってきた。
宅建試験を終え、冬支度の衣替えを済ませるや否や、刺繍に必要な最低限の道具を買い揃えた。
初期投資は、ワンコイン。
そして、しっかり基礎から学びたいと思い、ネットではなく、あえて、図書館で本を借りてきた。
今は、その本を見ながら、毎日少しずつ、基本ステッチをひたすら繰り返す日々。
……楽しい。
無心で針を刺し続ける時間が、今の私の癒し。
目標は、暖かくなる季節までに、刺繍を施した生地で、BOXティッシュケースを作ること。
子供たちのリクエストに応えた、キャラクターの刺繍が施せるようになること。
苦手な季節の到来も、新たな趣味のおかげで、私はわくわくしている♡