何だか寂しい…
ふと湧きあがった感情。
なんでだろう?
彼は、入社以来、営業職。
以前から、一度、営業職を離れて、違う部署で働いてみたいと、話をしていた。
そして、最近、その思いが、少し前進する出来事があった。
彼の帰宅後、少しその話を聞き…
いいんじゃない?と返事をした。
でも、それから、その事を考えると、少し寂しくなった。
何故なら…
彼を、好きになった瞬間を思い出したから。
元々、地元や、大学、職場が同じだった訳ではなく、たまたま、仕事の都合で、2日間一緒になる時があった。
お互い、入社1、2年目で、同じ年ということもあり、少し会話をした。
その時に、今の仕事を選んだ理由を聞くと…
大きなお金を動かしたかったから、
と、彼は答えた。
要するに、家や、高級家具など…高額と言われる物を売りたい‼︎ということ。
私は、衝撃を受けた。
なぜなら、私には、1ミリもない感覚だったから。
同じ年の彼の、その大きな野望が、とてもかっこよく感じた。
そんな彼の事をいいなぁと思い…
そこから、ぐいぐい距離を縮めていった。
その時の情景、感情は、今でもはっきり覚えている。
私の大切な思い出♡
そして、その、彼のバイタリティを、今でもずっと尊敬している。
だからこそ、今回…
もしかしたら、その営業職を離れるかもしれないと聞き、寂しくなったのだ。
きっと、どこで仕事をしようとも、彼は何も変わらないのだが…
ただ、長く働いてきたからこそ、彼の中にも、色んな思いがあるようで…
今は、彼の進む道を、応援している。
でも、営業職に戻る道は、まだ残しておいてね、とだけ伝えた。
やっぱり、私は、営業の仕事をしている彼を尊敬している。
ただ…
少しだけ、相談を受けた日、
夜も遅く、彼の話す内容も、まだまだ浅かったので、私も話半分で聞いているところがあった。
また、色々考えてから、最終的に、話があるだろ!と。
しかし、数日後、既にエントリーされていた。
えっ?
万が一決まれば、引っ越し、転校だ。
長女の年齢的にも、次の転校は、とても重要だと考えていた私。
それなのに、“あの“サラッとした会話で終わり⁈
彼には、あれが正式な報告だったようで(⌒-⌒; )
大事な事を、サラッと決めてしまう性格も、昔から変わらない。
その性格だけは、昔も、今も、これからも…
私には理解できそうにない😁