hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

忘れていた緊張感を久々に体験した日

人に何かを披露する時の緊張感を、久々に味わった。

 

おそらく、今年1番緊張した。

 

しかし、その緊張感を乗り越えると、とても清々しい気持ちになった。

 

この緊張感…忘れてたな…

 

 

 

昨日、読み聞かせボランティアの練習で、人前で絵本を読んだ。

 

実際は、子供達の前で読むのだが…

 

練習は、もう何十年も、読み聞かせをしてこられている方の前だった。

 

とても貴重な機会だ。

 

 

それが決まったのが前日。

 

何をしていても、どこか落ちつかない。

 

朝起きて、いつも通りのルーティーンをこなすのだが、心ここに在らず。

 

約束の時間が近づくにつれ、もう何が何だかよく分からない。

 

実際にお会いすると、もう緊張はピーク。

 

 

久々に大きく深呼吸をして、息を整えた。

 

 

 

そして、読み始める…

 

が、最初は、ページをめくり間違えたり、噛んだり…

 

緊張を絵に描いたようなミス。

 

しかし、そのミスを客観的に捉えられている自分に気付き、そこで気持ちが落ち着いた。

 

 

そこからは、絵本の世界を感じながら、自分らしく読むことができた。

 

 

そして、読み終わり、本を閉じる。

 

また深呼吸をし、息を整えた。

 

一気に緊張が解けたからか、少し手が震えていた。

 

 

わずか、10分の出来事。

 

この緊張感…久しぶりだった。

 

人前で何かを披露すること…

 

それに対して、直接、何かしらの評価を受けること…

 

学生時代も、独身時代も、何度もこの緊張感を乗り越えてきたが、主婦の生活になり、こういった緊張感からは、離れた生活を送っていた。


 だからこそ、自分の感情が、新鮮だった。

 

良い評価ばかりを受けた訳ではない。

いくつかのアドバイスも受けた。

 

しかし、自分のした事を、誰かに受け止めてもらい、それに対して、良くも悪くも評価してもらえることが、嬉しかった。それだけで、とてもやり甲斐を感じた。

 

 

主婦の生活…私なりに、日々やり甲斐も感じているし、それに対して、何か評価を受けたいとは思っていない。

だけど、これから生きていく上で、少なくとも、私の生活には、こういった刺激も必要だと感じた。

 

専業主婦をしていると、、色々なことを、自分1人で完結しがちだ。

 

特に、コロナ禍になってからは。

 

しかし、子供たちも大きくなり、時間的余裕も多少はできた。

 

仕事に限らず、色々なコミュニティに参加し、また、こういった刺激を受けたいと思った。


 

帰宅後、緊張の疲れが一気に来た。


 

“人前で絵本を読む“


 

字面だけ見ると、大したことないように思うが…

なんでこんなに緊張するのだろう。

 

絵本のチョイス、声の大きさや高さ、読むリズム、絵本の持ち方…気にする事は沢山ある。

 

何より,読み聞かせとは、“誰かに何かを伝えること“

 

やはり、受け取り手の反応を意識するからこそ、緊張してしまうのか?

 

不思議だ…

 

 

しかし、昨夜は、安心して、ぐっすり眠れた。


 

それにしても、久々の緊張感を前にして、やはりその解し方は、深呼吸だった。

 

あまりにもベタだか、それでかなり落ち着いた。

 

緊張の解し方…昔はどうしていたのだろう…

 

ふと気になった。

 

緊張の解し方…何かいい方法は、他にもあるのかな?