今週のお題「好きな公園」
“公園“と聞けば、やはり、実家近くの公園の情景が思い浮かぶ。
子供を産み、色々な公園に出かけて来たが、私にとって、思い出No.1は、やはりそこなのだ。
取り立てて、特別なことは何もない。
今も変わらず、そこにある、普通の公園だ。
逆上がりの練習をひたすらした鉄棒
お尻が痛くなるほど、何度も両足で蹴り上げたシーソー
下から上まで、何往復したか分からない、ジャングルジム
あまり滑りの良くない、滑り台
空までも、飛んでいけそうなほどこいだ、ブランコ
奥にある階段を駆け上がり、山の中の探検もした
夏休みには、近所のお祭りがあり、浴衣を着て、友達に会えることが、何よりも楽しみだった。
お神輿を担いで、近所を練り歩く。
屋台には、沢山の食事が並び、最後にみんなで盆踊り…
友達と、ダンスの練習をして、ステージで披露したセーラムーン😂
大人たちは、そんな様子を見ながら、ビールなんか飲んだりして…
みんな楽しそうだった。
もう、何十年も前の事なのに、鮮明に思い出せる。
特別な遊具なんてない、特別な施設もない、特別綺麗な訳でもない…
大切な友達と、そこで過ごしたかけがえのない日々が、私にとって特別なのだ。
我が子には、そんな風に思える公園があるのかな…
彼女たちが大人になった時に、“特別な1日“よりも、“何気ない日常“が幸せだったなぁ、と感じる日々を、今過ごしてもらいたい。
急いでお昼ご飯を食べ、今日も元気に遊びに行った彼女たち…
そんな、何気ない日々を、大切にしてもらいたいと思いながら、約束の時間には、帰るように何度も確認して、送り出した。
これも、いつかの自分の光景だ。
そして、彼女たちもまた、約束の時間を少し過ぎた、絶妙な時間に帰って来るのだろう。