hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

12年専業主婦だった私が、仕事を始めた話

先週、約12年ぶりに仕事を始めました。

 

慣れない環境で、不安と、緊張の連続でしたが、周りの方に支えて頂き、何とか乗り切りました。

 

今日は、専業主婦期間の長かった私が、仕事を始めて感じたことを、書き記したいと思います。

 

朝、余裕を持って動けている。

相変わらず、3時に起きています。

朝ごはんを作り、洗濯、片付け、掃除…今まで通りの、朝家事をしても、余裕を持って、家を出られています。

これまでできていたことが、仕事を始めたことで、急にできなくなると、それはそれで、ストレスを感じてしまうのではないかと思っていましたが、長かった専業主婦時期で、効率よく家事をこなしていく術を、知らず知らずのうちに、身につけていたようです。

自分の中で、ここまでの家事ができていれば、毎日、ストレスなく過ごせる、というラインは、クリアできているので、時間的な面でも、気持ち的な面でも、思っていたより余裕を持って動けています。

 

朝のヨガで、リラックス

約3年、朝、1時間程、体を動かすことを日課にしていましたが、仕事のある日は、今までと同じようには、できる時とできない時があります。

それでも、毎日体を動かす習慣は、無理なく続けたいな、と思っていたので、時間がたとえ短くても、ヨガや筋トレ、ストレッチをしてから、メイクや身支度をしています。

前述した家事についてもそうですが、仕事を始めたことで、今まで自分が大切にしてきたことをことを、全て手放してしまうと、それは”自分らしくない”と感じていたので、これからも、この、朝の時間は、大切にしていきたいです。

 

子供のことは、少しづづ、本人達や主人に任せる

仕事を始めて、子供たちのことは、本人達や主人にお願いすることを意識するようにしました。

今までは、帰宅後、なかなか宿題に取り掛からなかったり、いろいろな準備が遅かったり等、1日中、早く○○しなさい!という言葉を、発していたと思います。言われている、本人達も、嫌だったと思いますが、私も、そんなことを言っている自分が、とても嫌でした。あまりうるさく言いたくないけど、親だから言わないといけない…本人たちに任せたいけど、ずっと家にいて、彼女たちと過ごす時間が長いと、ついつい、出来ていないことが気になり、言ってしまう。

しかし、仕事を始めたことで、家で過ごす時間が短くなり、家にいるときは、自分の時間に追われているので、子供たちのことは、本人に任せて、見守ることを意識するようにしました。そして、その意識は、私だけではなく、子供たちにも芽生えたようで、特に長女は、朝、私が洗っていた食器を、片づけてくれていたり、おやつで使ったお皿を洗ってくれていたり、自分のことはもちろん、それ以外の事にも、目を向けてくれているようです。

もちろん、まだ1週間なので、私も、今までと同じように、ついつい注意してしまうこともあるし、子供たちも、ダラダラ動かないこともありますが(笑)でも、今まで常に一緒にいた時とは違う意識が、お互いに芽生えているように思います。

そして、主人も、子供たちの帰宅時間に、テレビ電話をしてくれたり、週末の子供たちの勉強を見てくれたりしてくれています。とっても助かっています。

仕事を始めるにあたって、子供たちに関する事は、一番心配していたので、まだまだ始まったばかりですが、最初の一週間を終え、とても安心しました。

私自身、専業主婦でいた期間が長くなりすぎてしまっていたことを、とても気にしていましたが、逆を返せば、子供たちが自分の事を、自分でできる年齢になってから復帰したことで、子供たちの事は、本人達に任せ、私は家事や仕事に集中できるので、これはこれでよかったのかもしれないと感じています。

実家から離れて暮らしているので、子供たちに、もっともっと手をかけないといけない年齢で、仕事を始めていたら、今よりも、さらに大変だったんだろうなと思います。

 

家にいる時間を、さらに楽しめるようになった

今までも、専業主婦を全力で楽しんでいましたが、特にコロナ渦になってからは、それまで以上に、家族以外の人と会う機会が極端に減り、家にこもる時間が長くなっていたので、やはり、そんな日々を、辛く感じることもありました。このブログを始めたのも、社会とのつながりを持ちたいと思ったからです。

しかし、仕事を始め、家から離れ、家族以外の人とのつながりを持ち、とても有意義な時間を過ごせることで、家で過ごす時間を、今まで以上に大切に思えるようになったと感じています。疲れているから、休めばいいのですが、今まで通り、家でも1日フル稼働で動いています。でも、家で過ごす、慌ただしい時間も、私の場合、いい息抜きにもなっています。

もちろん、体力的には疲れているので、睡眠時間を確保するために、早めに寝て、体を休めることは、しっかり意識しています。

 

今までの12年間、すべてに意味があった

この12年間、専業主婦でいる時間を全力で楽しみ、常に子供たちと向き合い、そして、いつか仕事に復帰したいという思いから、自分自身で、学ぶことを続けてきました。その間、こんなことをしていて、何の意味があるのか、分からなくなり、先が見えなくなることもありました。すでに、仕事と家庭の両立を頑張っている周りの方を見ては、焦りを感じることもありました。それでも、逃げずに、その時、自分ができることと、向き合ってきたつもりです。

今年に入り、本格的に仕事を探し始めてからは、自分の無力さを知り、ブランクの長さから、自信が持てなくなり、働きたい気持ちはあるものの、現状に満足している自分もいて、新たな1歩を踏み出すのが、怖くなることもありました。専業主婦を経て、再び社会へ出ることは、想像通り!?いや、想像以上に、高い壁だとも感じました。

でも、沢山の人に支えて頂いて、今、こうして、自分がやりたい!と思える仕事を始めることができました。これから先、どうなるか分かりませんが、まずは、高いと思っていた壁を越え、新たな1歩を踏み出せたことに、とても満足しています。それと同時に、悩みながら過ごしてきた12年を、とても意味のある時間だったなと、思えるようにもなりました。

 

最後に…

専業主婦時期を経て、仕事を始めることは、その期間が長くなればなるほど、不安も大きいです。今回、その事を、とても痛感しました。

なので、その事について、私が感じた、ありのままを書き記しました。もしかしたら、時間が経てば、また違った気持ちになるかも知れませんが…

同じような経験をされた方、今、正に、同じような状況にいらっしゃる方、近い将来、仕事を始めようと思っておられる方と、少しでも共有できれば、嬉しいです。

 

そして、まだまだ始まったばかりの生活ですが、余り気負いせず、今まで通り、全力で、楽しみながら、頑張りたいと思います。