hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

3つの家電とさようなら…そして気づいたこと

昨日、3つの家電を手放した。

 

 

炊飯器、ホームベーカリー、DVDレコーダー

 
 
レコーダーは故障だが、炊飯器、ベーカリーについては、半年以上使用がなく、今回の大掃除を機に、手放すことを決断した。
 
 
レコーダーは、春先に故障し、次を、購入するかどうか、ボーナス時まで保留にしていたが、結果、購入しないことにした。
 
やはり、録画したいな…と思ったり、DVDが見れない不便さを、多少は、感じる。
 
しかし、ないならないなりに、生活していけると、この数ヶ月で実感した。
 
 
先日より、各局、大型歌番組があり、以前なら、録画して、後からゆっくり見ていたが、今年は、それが出来ない。
 
主人が、事前に、見たいアーティストの出演時間を調べ、その合間で、家事や買い物をこなしていく。
 
そして、その時間になると、家族4人で、テレビの前に座り、食い入るように見た。
 
 
見終わると、感想等が矢継ぎ早に飛び交う。
 
 
何だか、いいなぁと思った。
 
 
以前なら、各々が、それぞれの時間に、ダラダラ録画を見ていたのが、レコーダーがないと、みんなが同じ時間に、テレビの前に、座り、集中する。
 
 
ただよう昭和感…
 
 
家族でテレビを見る、ということが、こんなに楽しい時間なんだと、改めて感じた。
 
 
明後日からは、夏休みが始まる。
おそらく、今年もステイホームが多くなるだろう。
 
我が家は、YouTubeや、動画配信サービスをテレビで見ることが出来ないので、子供たちに、DVDや、録画したジブリやディズニーが見せられないのは、多少不安もあるが…
 
今は、それ以上に、それがないことで、どんな時間がうまれるのか、ある意味楽しみだ。
 
 
 
炊飯器とベーカリー。
 
この2つは、故障ではない。
 
単純に、使用しなくなり、その役目を終えた。
 
 
ご飯は、お鍋かレンジで、パンは、全工程を手ごねで作るようになり、半年以上前から、使わなくなっていた。
 
家電を使うと、ボタンを押せば、あとはほったらかしにしておける便利さがある。
 
 
しかし、ご飯なら、途中で、火加減やW数を変えたり、手ごねパンは、その日の状態で、微妙に水分量を調節したり等、出来上がるまでの、そのひと手間が、とても楽しいし。
 
そして、アレンジも無限大。
 
 
もちろん、この半年の間に、時には、その手間が、面倒に感じることもあった。時間がない時もあった。
 
しかし、その不便さがあることで、どうやったら、早くできるだろうと考え、思考錯誤する。
 
 
そして、その思考が、新たなアレンジに繋がったりもする。
 
 
今は、ご飯を食べる、パンを食べる…までの、その工程がとても楽しい。
 
 
だから、今回、思い切って手放す決断をした。
 
 
今は、本当に便利な時代になった。
 
手軽に、時短に、何でもできるようになり、その便利さに、感動し、ワクワクしたりもする。
 
 
これからも、どんどん、便利さを求めていきたい。
 
 
しかし、その一方で、不便さにも、楽しさがあるということに気がついた。
 
時間をかけて、こだわることもできる。
 
逆に、どうすれば、早くできるのか、必死で考える。
 
そして、その日の気分で、アレンジを加えることができる。
 
 
 
世の中、不便なことがあったからこそ、便利なものが生まれてきたのだから、生活の中で、不便さを感じるということも、そう、悪いことではない。
 
 
3つの家電とさようならをして…
 
 
ふと…
 
私はこれからも、便利さにワクワクして、不便さを楽しめる生活ができたらいいなと思えた。