hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

出会いのすばらしさを感じた1冊。

 

最近、心が動く、1冊の本との出会いがありました。

決算書を通して、出会いのすばらしさを感じた、なんとも不思議な記事ですが…

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

1年半ほど前から、株式投資をしています。

どの銘柄を購入するのがいいのか見極めるために、決算書を読めるようになりたいと思い、独学で勉強を始めていました。

 

2週間に1度、子供たちと図書館を利用しているので、その度に、決算書についての本を借り、読み続けてきました。

 

簿記二級を所有しているため、損益計算書貸借対照表キャッシュフロー計算書は、ある程度理解しているつもりでいましたが、試験に合格するための勉強と、実際に、企業を知るための勉強とは、少し勝手が違い、最初は、企業の決算書を見ても、実際に、どう読み解いていけばいいのか、全く分かりませんでした。

 

しかし、地道に、地道に勉強していくにつれて、少しづつですが、自分の中で”分かる!!”という手ごたえを感じるようになってきました。

 

簿記で、一通り勉強していた言葉の意味も、また、改めて覚えなおしました。

さらに、損益計算書とは?貸借対照表とは?キャッシュフロー計算書とは?そこから読み取れることは?

一番難しく感じたのは、計算式に当てはめて、いろいろな利率を求めていくこと。本を読んで理解はできても、実際に企業の決算書を見て、それを使いこなして読み解いていくのは、なかなか大変です。

 

しかし、そうやって勉強していくと、今までは、決算書を見ても、文字と数字が並んでいるだけににしか見えなかったのが、貸借対照表に記載されている資産を見て、この資産内容なら、どこの業種の決算書だな、と考えられるようになり、前年度との数字を比較して、おそらく、今年度は、こういうお金の動きがあったのではないかと予想できるようになり…

次第に、決算書を見て、そこから、自分なりに、いろいろな妄想を膨らませ、その企業の事を、自分なりに、想像できるようになってきました。

 

そして、決算書を見ることを、面白いと感じるようになしました。

 

そんな中、一番最近借りた本が、こちら。

(アフィリエイトではありません。本の紹介のために、貼り付けています)

本題に入る前の、作者のこの本に対する説明や決算書に対する想いを読み、おこがましいのは承知の上で、「あっ!!一緒だ!!」と思いました。

 

 

決算書を読み、妄想するのが好き。

 

 

私も、最初は、株式投資のための勉強として、決算書を読み始めました。言葉の意味や、利率を求めるための、式を覚えることにばかり注力していました。

しかし、次第に、細かい言葉の意味や、数字にとらわれず、ただ、その決算書を読み、その企業がどういう企業なのかを、自分なりに分析し、想像することが楽しくなってきました。

 

実際に私が、株を購入するまでの流れは…

まず、四季報を見て、気になる企業を探します。まず、世の中に、どういった企業、業種があるのかを知るために、昨年、学生時代以来の四季報を購入しました。自分が既に知っている企業か、知らない企業かは関係なく、四季報に記載されている、すべての企業情報に目を通している最中です。そして、その中から、気になる企業があれば、その企業のホームページにアクセスし、決算短信を、さっと見ます。そして、分からない言葉などは、あまり気にせず、自分なりにポイントだと思うところをピックアップし、そこからさらに詳しく知るために、決算書3種やIR情報をチェックしていきます。

私は、専門家ではないので、その想像が、合っているかどうか、厳密なことは重要ではなく…

あくまでも、自分の持っている知識で、その企業について妄想するのが好き。

 

この本に出会う前に、主人にもそんな話をしていました。仕事で、夜遅く帰宅した主人に、今日出会った決算書について、ひたすら自分の妄想をきいてもらっていました。

もちろん、主人は、そういったことに一切興味がないので、ただただ、私が勢いよく話すのを、黙って聞いてくれていました。

 

そして、この本に出会います。

 

本の中身も、難しい言葉などは一切出てこず、決算短信を見て、そこから、作者が、その企業についての、想像を巡らせておられます。

今までの決算書の本なら、1冊読み終えるのに、かなり、時間がかかっていましたが、この本は、すぐに読み終えることができました

 

本の題名通り、決算書を楽しむことができる1冊。

 

最後の作者の問いかけが…

 

好きな決算書はどんな決算書ですか?

 

なかなか普通に生活していたら聞かない問いかけだけど、私にとっては、とてもわくわくする問いかけでした。

 

今回は、図書館で借りていましたが、自分の、株式投資や、決算書を読む、ということに対する、大きな指針として、手元に置いておきたいと思い、購入も検討しているほど、嬉しい出会いとなりました。

 

 

日々、いろいろな出会いがある中で、今回、自分自身でも、なかなか、他者に説明するのが難しかったような思考と、「一緒だ!!」と思える出会いがあり、それだけで、とても心が動いたし、嬉しかったし、わくわくもしたし、なんだか毎日が楽しくもなりました。

 

人が生活していく上で、出会いって大切だなと、改めて感じました。

 

人やモノなどのように…目に見える出会いも、もちろん素敵ですが、今回の様な、”思い”との出会いは、目には見えないし、実在しない、誰かに説明するもの難しいからこそ、その分、巡り会えた時は、とても心が動きます。

 

このブログを通しても、素敵な記事を読ませて頂くことで、同じような思いをすることがあります。そんな素敵な場に、少しでも自分が身を置けていることに、とても嬉しく感じる瞬間でもあります。

 

皆さんにも、そんな、人にはなかなか説明しにくいけど、自分にとっては、とても心動くような出会いって、最近ありましたか?