hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

双子の姉に対する劣等感

特別お題「今だから話せること

 

 

 

ずっと考えていた…

 

 

 

今まで言えなかったことを…

 

 

 

今だから言えること…

 

 

 

そして、ふと頭によぎったこと…

 

 

 

それは、幼き日に感じていた、双子の姉に対する劣等感。

 

 

 

双子として生まれた者の宿命。

 

 

 

絶対的に比較されること。

 

 

 

でも、今となれば、周りから比較されていた以上に、周りから比較されていると、過度に警戒していただけなのかもしれない。

 

 

 

振り返ってみても、直接的に何か言われて、深く傷ついた記憶は…ない。

 

 

 

姉の方が、頭がいい。

 

 

 

姉の方が、運動神経がいい。

 

 

 

姉の方が、かわいい。

 

 

 

姉の方が、モテる。

 

 

 

今となれば、実際のところ、どうだったかなんて分からない。

 

 

 

でも、特に、小学校、中学校あたりの頃は、そう思っていた。

 

 

私より、数個ばかり二重丸の多い通知表。

 

 

 

姉だけが出場できた、水泳の大会。

 

 

 

姉が先にゴールした、マラソン大会。

 

 

 

私の耳に入る、○○くんが姉のことが好きなんだって…と言う噂。

 

 

 

親の意向で、髪の長かった姉と短かった私…

 

 

 

断片的な結果や噂だけを切り取り、姉に対する劣等感を感じていた。

 

 

 

でも、その時の、まだ幼い私には、うまく説明できない…

 

 

悔しいような、恥ずかしいような、羨ましいような、モヤモヤとした、複雑な気持ち。

 

 

 

誰にも言うことが出来なかった。

 

 

 

 

何も思っていないふりをしていた。

 

 

 

誰かに気持ちを悟られないように、冷静さを装うのに、必死だった。

 

 

 

だから、きっと、親も、姉も、知らないと思う。

 

 

 

これが、私の、今だから言えること…

 

 

 

その後、高校生になり、将来目指すべき道が、明確に分かれ始めたとき、そう言った気持ちは、薄くなっていった。

 

 

 

周りからも、比較されているとは、思わなくなった。

 

 

 

私は、私…と思えるようになった。

 

 

 

きっとそれは、目標に向かって努力し、結果が得られ、少しずつ、自信がついたから。

 

 

 

自分を信じられるようになったから。

 

 

 

比較し、劣等感ばかりを感じていた時は、結果ばかりにとらわれ、そのプロセスを、ないがしろにしていた。

 

 

 

これも、今だから分かること。

 

 

 

きっと、娘たちも、同じように思ってるんだろうな…

 

 

こちらが無意識で発している言葉に、お互いを比較して、劣等感を抱かせてしまっているのかなぁ。

 

 

 

特に、要領良く、何でもスピーディに、結果を出す、次女。

 

 

どんどん課題が複雑になり、日々手こずっている、マイペースな長女。

 

 

ちょっとばかり、反抗期に入り始めた長女に、こちらの投げかける言葉も、ついつい比較した物言いに…

 

 

 

その度に、大丈夫かな?と反省する。

 

 

 

そんな彼女が、昨日持って帰ってきた、通知表。

 

 

 

目標以上のものだった。

 

 

 

彼女の頭を、髪の毛がくしゃくしゃになるほど、撫で回した。

 

 

 

すごいじゃん‼︎素晴らしい‼︎良く頑張った‼︎

 

 

 

彼女は、想像以上の私の反応に、驚き、恥ずかしそうに照れていた。

 

 

 

 

今だから話せる、幼き日に感じていた、劣等感。

 

 

 

そして、今だから分かること…

 

 

 

それを解決するのは、頑張って努力し、自信をつけること。

 

 

 

それを知る私が、彼女たちの為にできることは…

 

 

 

頑張った彼女たちを、思いっきり褒めてあげること♡