hayaokishufu’s diary

午前3時から始まる早起きママの日常

がん検診のその後の検査。そして、その3週間で感じたこと。

先週も、少し書き記したが、改めて、その時の気持ちを書こうと思います。

 

 

毎年受けている、乳がん検診。

 

 

今年も、もちろん受診。

 

 

10年以上、毎年の検診を欠かさない。

 

 

ここまでは、例年通り。

 

 

でも、今年は、初めて、がん検診のその後の検査を受けた。

 

 

乳房針生検。

 

 

数年前の授乳中から、いわゆる、良性のしこりがあり、これまでも、見て頂いていた。

 

 

そして、その後、転勤を繰り返し、毎回、その事を告げた上で、『異常なし』の診断を受けてきた。

 

 

だが、今回…

 

 

今の土地に越してきてから、病院は、変わっていないが、見て頂く先生が変わり、

 

『半年後にもう一度受診していただき、様子見て、一度、針を刺してみましょう』

 

と言われた。

 

 

まさか、そんな事を言われると思わず、一気に不安が押し寄せた。

 

 

そして、これまでの経緯や、半年後は、転勤しているかもしれないことなどをお話しし、最終的に、2週間後に、検査予約を入れた。

 

 

不安で不安で、たまらなくなった。

 

 

今までの経緯からして、悪いものである可能性は、低いものの、こればかりは、調べてみなければ分からない。

 

 

普段通り、時は流れているのに、その流れの中を、私だけがスローモーションで動いている様な、心ここにあらずな感覚。

 

だが、そんな、動揺している自分を、どこか、客観的に捉えている自分もいてて…

 

 

動揺しているのか、冷静なのか、どちらが本当の自分の感情なのか、よく分からなかった。

 

 

だが、明らかに、いつもの自分ではない。

検査までの2週間、どうしよう…

 

 

 

しかし、そんな中、少し救われたのが、今月は,特に忙しかったこと。

 

 

本当なら、不安に押しつぶされそうなぐらいだが、目の前に、やらなければならないことがあるおかげで、自分の本当の気持ちを、見て見ぬふりすることができた。

 

 

だが、日常、どんなに、冷静を取り繕っていても、自分の気持ちに正面から向き合って、正直に書いてきたこのブログは、3週間、書けずにいた。

 

 

 

そして、検査の日…

 

 

乳房に麻酔をし、針を刺す。

 

 

怖かった。

 

 

もはや、結果よりも、この検査の方が、怖かったのかもしれないと思うほど。

 

 

待合席まで付き添ってくれた主人の方を、何度も振り返りながら、中に入る。

 

 

中にいらっしゃったのは、女性の方。

 

 

異常に緊張している私を見て…

 

 

『怖いよね。でも大丈夫。先生も、お話ししながら、ざっくばらんに検査してくれるから。』とおっしゃって下さる。

 

 

そして、その言葉通り、検査している半時間、先生と、女性の方と、私と、ずっと他愛もない会話をして、時には笑い声も上げていた。

 

 

痛みもまったくなく、検査終了。

 

 

先生方の作り上げて下さった、楽しい雰囲気と、私の不安な気持ちに、さりげなく寄り添って下さるお心遣いのおかげで、本当に、この2週間に積み上げられた重たい不安が、一気に軽くなった

 

 

結果は、1週間後。

 

 

もちろん、まだまだ不安はあったのたが、先生方のおかげで、前の2週間よりは、気持ちを落ち着かせることができた。

 

 

そして、異常なし。

 

 

本当に、本当に、ほっとした。

 

 

やっと、時間の流れと、同じスピードで、自分が動けている感覚に戻った。

 

 

この3週間、繰り返し考えたことは、自分に、もしものことがあったら、子供たちは、どうなるのだろう、ということ。

 

 

それと同時に、沢山の気づきも得た。

 

 

今、当たり前の様に送っている日常が、いかに幸せな毎日かということ。

 

 

不安のどん底にいる時に、さりげなく寄り添って下さる先生方に、本当に救われたこと。

 

 

そして…

 

 

年を重ねるに従って、どんなに気を付けていても、今回の様な出来事が、避けては通れないという現実を思い知った。

 

 

だからこそ、改めて、日々の生活と、周りの方の優しさに感謝しなければいけないと感じたし、1日1日を、丁寧に…でも、悔いなく大胆に生きていかなければならないと思った。

 

 

全てを終え、お会計の順番を待っている間に知った、宅建の合格。

 

 

涙が出るほど嬉しかった。

 

 

今年1年、色々なことがあったが、もう、これまでのことを、振り返る余地もなく、この2つの結果を知った、11月22日が、私にとっての特別な1日であることは、間違いないのだ。

 

 

そして、当時の気持ちを、こうやって、ブログに記すことができている今に感謝。