今日、合格証書が届いた。
改めて、受かったんだぁ…という実感が込み上げてくる。
昨年、一度不合格となり、この1年間、必死に勉強したが、当日のテストは、とても難しく感じ、もう一生、取得できないんじゃないかと思っていた。
そして、ようやく…
昨夜、自己採点した。
41点
8割は出来ていた♡
そもそも、私が宅建を受けようと思ったのは、結婚後、2度目に済んだアパートの更新費が原因だった。
私も主人も、独身の時は、実家の一軒家に住んでいた。
その為、恥ずかしながら、賃貸アパートに、更新費が必要だということは、結婚してから知った。
初めて住んだアパートの更新費は、20,000円。
その為、何も知らない私達は、アパートの更新費は、どこでも、一律20,000円なのだと思い込んでしまった。
そして、2度目に住んだアパートの最初の更新。
思っていた金額より、4倍近い金額が、給与から天引きされていた。
???
びっくりして、問い合わせしたら…
アパートの更新費は、賃料1ヶ月分だということが判明。
もちろん、その金額にも驚いたが、それ以上に驚いたのが、部屋探しの時から、私達に、その事実を知る術が、なかったということ。
私達の賃貸アパートは、法人契約。
その為、部屋探しは、自分たちで行うが、実際の契約は、勤務先が行う。
だから、当時、対面で、重要事項や、契約に際しての説明を受けていなかった。
(今住んでいるアパートは、重要事項の説明があったのだが…)
もちろん、残していた、当時の募集チラシには、更新費についての記載はなかった。
更新費の事実が判明し、契約書のコピーを、勤務先から取り寄せると、主人の署名がある。
彼曰く、会社の方から、サインを求められて、ただただ、サインだけをしたとのこと。
更新費についての記載がある。
代理店の方に問い合わせても、法人契約だから、更新費も、勤務先が支払うと思っていた…と言われてしまう。
契約書に主人の署名、捺印がある以上、こちらは、これ以上何も言えない。
きっと、契約的には、何も間違ってないし、仮に、非があるとすれば、何も確認せずに、署名をしたこちら。
だけど、いくら法人契約でも、実際に住む私達に、何も説明がないのは、不親切だな、と感じた。
そして、それ以上に、自分の無知さを実感し、悔しかった。
私達は、転勤族。これからも、引っ越しは続く。
知識がないということは、とても怖いことだと感じた。
知らないと、疑問にも思わないし、質問することもできない。
賃貸アパートとはいえ、住宅に関する契約は、生活する上でも、金銭的にも、とても重要度は高い。
スーパーで買い物をするのとは、訳が違う。
だから、私は、その時の経験から、宅建士の資格を取ろうと思った。
これからの自分達の生活を守る為。
今、振り返ると、当時を知る主人と、よく、それだけの理由で、こんなにも長い期間頑張ったよね、と笑い合う。
改めて、私…気が強過ぎ笑
でも、そんな、悔しかった時を経て、合格証書を手にした今、私は充実感と達成感に満たされている。